このたびの災害により被害を受けられました皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く復旧されますようお祈り申し上げます。
台風や水害の多い時期です。日頃から天気予報や河川情報に注意し、水害に対する備えをしておきましょう。
◆「水害ハザードマップ」で家や地域の水害リスクを知りましょう
水害ハザードマップは、想定される最大規模の降雨や高潮による浸水範囲・深さに加え、避難所などの避難の確保を図るために必要な事項を地図上に記載したものです。水害ハザードマップを見ることで、自宅や自宅周辺にどの程度の浸水の危険があるかを知ることができますので、その情報を踏まえて自宅でどのような備えが必要かを考えましょう。
◆避難場所や避難経路も事前に確認をしておきましょう
安全に避難するためには、どこに、どの道を通って避難すればよいか、安全な避難場所や避難経路、避難方法を事前に確認しておくことが重要です。
どのような経路を通ってどこに避難すべきかなど、ハザードマップで確認し、実際に歩いてみて、周囲の安全を確認しておくことをお勧めします。
◆非常時の持出品を事前に準備しておきましょう
具体的な非常用持ち出し品は、下記の持ち出し品の一例をご参考下さい。ご自分やご家族の状態に合わせて選びましょう。
例えば、乳児がいる場合は粉ミルク、ほ乳びん、紙おむつなどが必要になります。なお、非常用持ち出し品の数量は、徒歩で避難することを考慮して、避難する方が無理なく背負って(または持って)避難所まで歩ける量にとどめるようにしましょう。
◇持ち出し品の一例(気象庁ホームページ 自分で行う災害への備え | 気象庁)
・リュックサック
・飲料水、乾パンやクラッカーなど、レトルト食品、缶詰、粉ミルク、哺乳ビンなど
・救急医薬品、常備薬、マスク、紙おむつ、生理用品
・現金(小銭も)、預金通帳など、印鑑、健康保険証など、身分証明書
・下着、タオル、寝袋、雨具、軍手、靴
・ナイフ、缶切、鍋や水筒、懐中電灯、ラジオ、電池、ロープ、マッチやライター、使い捨てのカイロ、ティッシュなど、筆記用具、ごみ袋
・防災頭巾やヘルメット、予備の眼鏡など、地図
◆家族が離れている時の安全確認の方法も決めておきましょう
家族が離れているときに、避難しなければならない場合があります。そのような場合にお互いの安否を確認するための方法を決めておきましょう。災害時の安否確認のために、通信会社では固定電話・携帯電話・インターネットによる「災害用伝言サービス」を提供しています。家族でこれらの利用方法についても確認し、いざというときに活用できるようにしておきましょう。
※記事の出典元:河川の氾濫や高潮など、水害からあなたの地域を守る、「水防」 | 政府広報オンライン